患者からのあるあるなクレーム
看護師は医師や他の医療スタッフの他に、患者との関係で様々なあるあるを経験する。
患者に関係するあるあるの多くは、採血の際に経験するようだ。
例えば、採血前のアルコール消毒の時に、アルコールのアレルギーがないかどうか患者に聞くと、お酒が強い弱いといった話に発展してしまう。
採血の際には、看護師の方も緊張することがあるが、話の趣旨から脱線したトークになごむ看護師も多いようだ。
採血の時には患者との会話が増えることもあり、患者からの一言でテンションが上がったり、プレッシャーを感じることもあるようだ。
例えば、患者から、血管が細いから採血の際に何度も針を刺されることがあるなどと聞くと、採血が上手な看護師であればあるほど、絶対に一回で入れてやるという使命感が生まれる。
一方、採血が苦手な看護師からしてみると、患者の何気ない一言でさらなるプレッシャーを感じ、緊張感がより増してしまうだろう。
採血は失敗してしまうとクレームに繋がりやすいため、看護師としてもできるだけ一回で済ませたいものだ。
多忙な現場では、食事をとる時間もままならず、残業や休日出勤も多く発生する傾向が高いため、看護師の方が体調不良に見えてしまうこともある。
とくに救急医療の現場で働く看護師は、多くの患者が重症化したり急変する場面を見ているせいか、患者が病棟内で歩いている姿を見ると、心配してしまうこともある。
一刻を争う現場で働いた経験は、患者に対する見方にも影響を与えてしまうようだ。
しかし、気を付けなければならないのが、看護師の元気のなさそうな見た目や不安な表情で、患者をより不安にさせたり場合によってはクレームに繋がる可能性もあるため、看護師は常に笑顔で患者に接することを心がけなければならない。